[BTS]新曲「Yet To Come」で何を伝えようとしてるのか考えてみた

BTS

こんにちは、あじさいです。

 

いよいよと言うかとうとうと言うか、金曜日に新曲、アルバム解禁、そして今日は防弾少年団結成9周年アニバーサリー。

 

そして今日の夜中0時にジョングクが作った曲がYoutubeにアップされ、なんだか怒涛の供給でアップアップな方も多いのでは??

 

今夜9時からはYoutubeでPROOFライブも放送されるし、忙しい!!!CDショップに買いに行かなきゃいけないしヨガもあるしでわたわたしてます。

 

さて今回のアルバムの表題曲、「Yet To Come」(YTC)。実は、同時に発表された「Run BTS」の方をたくさん聴いてます…

 

なんでかっていうと、一言で言うと、YTCの動画見てると「寂しくなるから」。

 

MV見て思ったのは、ああ、何かが終わるんだなぁってこと。

 

MVは、過去曲のオマージュなんですね… 見る人が見ればすぐわかるってことなんだろうなと。私は全くわからなかったけれど、歌詞の翻訳をチェックして、ああああ、そういうことかぁ…と。

But my best is what comes next
しかし僕のベストは次に来るんだ
You and I, best moment is yet to come
君と僕、最高の瞬間はまだこれからだよ
Moment is yet to come, yeah
まだその瞬間はきてないよyeah

「最高な瞬間はまだこれからだよ」って言葉に出すことの意味を考えてしまうんですよね。

 

今年の12月には最年長のジンが入隊をしなければいけない期限が来て、どういう方法で彼らが兵役に従事していくのかはもちろん発表までわからない。(韓国のグループの中には全員一斉に入隊した例もあります)

 

もしかしたらジンとSUGAが両方行く、とか、年齢毎に1年毎に行くとか、いろんな方法が考えられると思うんだけれど、とにかくジンは年齢的にもう待った無しなわけで、2021年6月に施行された改正法により、現在「大衆文化芸術分野優秀者」として入隊が2年延期されている状態なだけ。

 

1人が欠けた状態でも活動を継続するのか?ソロ活動にうつるのか??でも一切グループ活動をやめてHYBE(事務所)の経営大丈夫か?っていうのもあるし(最近の事務所への不満感マックスだから別にいいけど)、いや、1人でも欠けたらBTSじゃないよなぁっていうのもあるし、いやいや本当に考えるだけでも難問題過ぎる。

 

何にも考えないで言えば、とにかく全員一斉に行って一斉に帰ってきてほしい!なんだか次々と居なくなるって想像するだけで恐ろしい感じ。一気に針で刺された方が痛みがまだ少ない気がする。2年間全員居ないのもすごい空虚感だけども、でも5年とかずっと誰かがいない状態よりはまだ耐えられる様な気がする。いやわからない。

 

閑話休題。

 

結局「最高な瞬間はまだこれから」とわざわざ言葉に出すってことは、とにかくひとつの区切りというか、一旦マイクをステージ上に置く、というか(百恵ちゃん思い出しちゃう)これまでを振り返りながら、彼らのチャプター1の終了を意味するんじゃないかなって考えちゃうととても寂しくて悲しくなってしまうんです。YTC。

 

あみたちへのお手紙のような感じがしてね… まだまだ僕たちとあみたちはこれからだからね!!!!だから待っててね!!!って。

 

난 난 말야 걍 음악이 좋은 걸
僕はね ただ音楽が好きなんだ
 
여전히 그때와 다른 게 별로 없는걸
相変わらずあの時と違うものがそうないんだ
긴긴 원을 돌아 결국 또 제자리
長い長い円を回って結局また元の場所
 
Back to one
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SUGAはいろんな曲のなかで、音楽が好きなだけ、自分は前と変わってない、という歌詞を入れてるんだけれど、(例えばAirplane Pt.2)結局それに尽きるんだろうなぁと思います。

 

音楽が好き。いつのまにか有名になって国連によばれたり、ホワイトハウスによばれたり、世界のスターになったけれども、元の場所に戻って原点を確認しようっていう歌なんだろうね。

 

そこにあるのはファンたちへの感謝と愛。

 

それがあまりにも美しすぎて、なんだかもう感情が追いつかないから、ゴリゴリラップのRun BTSを聴いてたいって思っちゃう。

 

期限を考えたくないから逃げたいっていうのもある。

 

全英語詞でもなく全韓国語詞でもなく、うまいことミックスしてるなぁって思いました。インタビューでも彼らのアイデンティティである母国語や母国の文化を大切にしたいと話していたし、アメリカに向けたビジネスだったり賞レースを考えたら全英語にしないといけないわけだけど、彼らの第1章にピリオドを打つにはやっぱりアメリカだけを向くんじゃなくて、本国をメインにした全世界なんだろう、と。

 

賞を諦めたとか、そういうんでは全くないとは思うけど、今回は照準をそこには当てないってことなんでしょうね。向くのはファンのみ。

 

こちらのツイートにも唸りました!なるほど!theをつけないことの意味。

 

歌詞や考察など、ググったらざくざく出てきますので知りたい方は是非!

 

実はまだ新曲3曲のうち、「For Youth」聴けてないんですよね… 更に感情揺さぶられる気がしてね。韓国語の歌詞もちゃんと読んでいきたいし、時間が足りない!!!!

 

それでは。

あじさい

 

 

 

コメント

  1. より:

    Yet To ComeのMVを見て…
    はじめて見たとき、わたしもあじと同じような事を感じていました。
    今まで彼らの歌やパフォーマンスで織り成す美しい世界に感じていたフィクションの世界ではなく、リアルを感じてしまった
    来たるべき日が近づいているんだなと…。

    9周年という、言うなれば中途半端な数字なのに、あのような「総決算」みたいな曲でカムバした彼らの気持ちを想像して寂しくなったり辛くなったり…
    あの曲が、MBの世界が美しければ美しいほどアレを自分達やアミに残さねばならなかった彼らの優しさと純粋さになんとも言えない気持ちになった。
    来るべきその時が近づく今、「向き合いたい」と「逃げたい」が交互に訪れて情緒不安定ww

    等といろいろ思ってたのですが昨日、Proof Liveを…特にFor Youthを歌う優しく明るいメンバーの表情を見てたら、彼らはそんな事考えてないのかも…と思いなおせた。
    純粋に今、伝えたいと思った想いの形がアレだっただけで。
    少なくともあの優しい人たちが自分達の歌でアミに寂しさや悲しい気持ちを抱いて欲しいと望むはずないのだから。

    兵役というシステムがない国に生きている私はそれをどうしてもネガティブにとらえてしまいがちなのだけど、あの国で生まれ育った彼らはどうなのだろう…そもそもの捉え方が違うのかもとか考えたりもしてみた。

    このブログで紹介してくれたなむにゃさんのtheがつかないmomentが歌詞に使われるYet to Comeをこれからやってくるたくさんの素晴らしい未来ととらえる考察は素敵な解釈だなぁと思いました。

    Friendsで「いつかこの歓声が止むとき」と歌っているように、本当にいつかそんなときも来るのかもしれない。
    もしもそんな未来が来ても、彼らが望むことであれば私はそれを粛々と受け止めなければいけないのだとは思いました

    推しがこの世で楽しく生きていてくれるのが、推し活において何より大切なことだから