こんにちは、あじさい(@hydrangea_11)です。
BTSのメンバーは奇跡的な7人が集まってるなぁと折に触れ思うんだけれど、その中でも、민윤기(ミンユンギ・SUGA)から出てくる言葉を追っていると、本当にこの人が周りからの信頼感醸成とグループ内での推進力求心力を担ってるなぁと感嘆します。
私がTwitterで知った、このSUGAの動画。
「アイドルのファンという理由でたくさん卑下されたりもするけど、本当にすごい人たちなんだ…誰かを好きだっていう理由だけでできることではないんだよ…本当は。」
私達が夢中になる理由はこれだと思う。
こんなふうに思ってくれる君たちだから…そしてこれが『Make It Right』の歌詞の原点…#BTS pic.twitter.com/k1fYaxYorm— ꮪꮋꭵꭼ (@Shie_Kiss_xx) September 29, 2021
実際の国連スピーチはこれ。2018年のことです。

そのビハインドでのSUGAの言葉

残念なことに字幕がない…泣
ボーイズバンドのOne Directionはグラミーにノミネートすらされた事がなく、Back Street Boysはされたけれども受賞していません。アイドル的存在には賞を渡さないというレコーディング・アカデミーの意思のようなものすら感じてしまう。
ボーイズバンド、アイドルが偏見を持って見られる、見下げた扱いを受けるのはこれまで世界で活躍してきたBTSも肌で感じてきたことでしょう。
そこに彼らの場合はアジア人というのも加わる。複数の偏見が重なってどれだけ酷い扱いをされてきただろう。
最近でもアメリカのABCで、BTSの名前は出さなかったものの、これまでのボーイズバンドの人気をCOVID 19に例えて笑いにしていたジミー・キンメルが炎上していました。
いまだにこんな状況なんだから、2018年当時はもっともっと酷かったんだろうと… いろんなものを引き受けた上で、SUGAのファンへの言葉が重い…
そしてそれを聞くマンネ3人の真剣な顔が印象的でした。
で、今回、Big Issue にSUGAについの記事が載り、早速和訳されている方がいらしたので紹介します。
Big Issue コラム和訳⑴
『SUGAにハマったら、なす術がない理由。BTSのラッパー、SUGAは声高に話さない。 その必要がないからだ。 彼には本能的に人を集中させる力がある。』
以前リーダーのも訳したチェ・イサクさんのコラム。長いですが読み応えあります😊 @bigissuekorea @isakchoi312 https://t.co/8uWwdjWEEf pic.twitter.com/W9bC2uCtL7
— BANGTAN LAB (@bangtan_lab) February 1, 2022
デビューから現在までのSUGAについてかなりかなり詳しく説明、描写されてるのでBTSの事を知りたい!方は必読です。
しかし、彼は誰よりもアイドルに本気だ。 「永遠にBTSをする」とプライドを持って働き、国家競争力を高めたK-POP産業の主役でありながら蔑まれてきたアイドルファンに、尊敬の気持ちを表現し続ける。
<中略>
SUGAが天性のアイドルである理由は、マイクを握るだけで人の心を燃え上がらせるからだ。 巨大なスタジアムのコンサートホールを圧倒する情熱的なラップをして、突然マイクを客席に向けても、聴衆が次のバースを続けて歌えるほど没頭させる。「成功に目がくらんだ新人アイドル」だけが「着てくれる」ファンサービス用の衣装を着て、さわやかに踊る姿を見せたりもする。
このためファンたちは「ミン·ユンギ(SUGAの本名)にはまると最後」と「ミン·パ·ダブ*3」を叫ぶ。
去年のAMAsで大賞を獲った時のSUGAの煽りを思い出してしまった…
HE WAS THE MOMENT. pic.twitter.com/SirEoIhPE9
— daily dilf yoongi (@dailydilfmyg) January 28, 2022
この時。この衣装はファンサービスじゃないね、黄色に染まったステージが爆発してた… 今見ても涙腺が緩んでしまう。
「ミン·ユンギ(SUGAの本名)にはまると最後」
민윤기에 빠지면 답이없다 ミンユンギにはまると答えがない
답이없다 というのが「答えがない」の部分なんだけど、国が違うと言い方が違ってくるのが面白い。
それから、こちらの「RUN! BTS」でのSUGA。私、この回から見始めたんだけれど、かっこいいパフォーマンスをする人たちっていうイメージが覆されてSMAP思い出したんだった。
自分はもう疲れたから終わりにしたいのに、もっと続けたいテヒョンがどうする?って聞かれて固まっちゃうのを見て一瞬で「やりな」って甘やかしてくれるユンギさんの受け止め方めちゃくちゃ好き
I vote for #BTSARMY as the #BestFanArmy at the #iHeartAwards 2022 @BTS_twtpic.twitter.com/7MTFx6ZcYv
— kimsatook (@gdyuzkbt1) January 31, 2022
BTSに関しては、「マンネライン(ジミン、V、ジョングクの年下3人)で足を踏み入れたらヒョンライン(ジン、SUGA、RM、J-HOPEの年上4人)で沼にズブズブになる」っていうような表現があるんだけれど、確かにね、SUGA沼は深いです。
最近はちょっと「秘密の森」に忙しくてBTS追えてなかったんだけれど、やっぱり推しを見ていると気持ちが晴れていく感じがします。
そして日本に住んでいると忘れがちなアジア人への偏見の根深さについても考える機会をくれます。
それではまた。
あじさい
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