「花束みたいな恋をした」を観てから、「結婚」てなんだろうなぁってぼんやり考えてます。
映画の中で、ふたりの関係がもう元に戻れないって段階になっての、麦(菅田将暉)から出た「結婚しよう」の絶望感と不毛感がすごかった…
なんで?
なんでそこで「結婚」になるの?ていうか、それを坂元氏は書きたかったんだろうけれども。
何を結婚に求めてるのか… 自分の世界から範囲から絹(有村架純)が飛び立っていくのを見るのがいやで、家にずっと閉じ込めておきたかったのか。
夫に思ってた結婚生活と違うって言われた (hatelabo.jp)
この文章を読んでも思ったんですが、性別で分けるわけじゃないけれど、やっぱり性別で結婚に求めるものって違うのか。
それとも性別関係なく個々の考えなのか。
結婚する意味ってそもそもなんだろうと考えてしまうというか、結婚して今までやらなくてよかった用事がご家庭によっちゃ増えるのよね。風呂の時の着替えの用意、食事も上げ膳据え膳、やらねばならないことやおしつけられるだろうことに嫌気がさして、なら一人でええわというのが非婚の理由あるあるでは
— タビトラ (@tabitora1013) March 3, 2021
このツイート、結婚に魅力を感じない理由を言い当ててますよね。
一人でいるなら家事も自分のペースで自分のやりたいように進めていけるけれど、二人だと…
私もかなり長いこと結婚生活送ってますが、たびたび一人ならなぁ…(嘆息)という事があります。
私は親が厳しくて、今の夫と一緒に居たいなら結婚するしかない、と若気の至りで結婚してしまいましたが、そうじゃなくって、麦と絹みたいに簡単に同棲できてしまう環境であれば、また違ってくるかも。
2人でいることのアドバンテージは、「寂しくないこと」「楽しさを共有できること」。
ディスアドバンテージは、「家事が増える」「習慣が違うことで起きる軋轢」「一人になりたいときになれない」「お互いの親や親せきとの付き合い」「やりたいことがやれない」
後者の方が多すぎて…笑
私が理想なのは、週末だけ一緒に居る、かな。
昔、「週末婚」というドラマがあってその言葉が流行したけれど、それが一番じゃないかと。
ウイークディはそれぞれ仕事をし、ひとりで暮らし、週末だけ一緒の時を過ごす。ごはんを食べる。お酒を飲む。
それくらいの距離感がいちばんいいなぁ…
それは結婚とは呼ばない!と言われるかもしれませんが、誰かと一緒にいることで得られる安堵とめんどくささは表裏一体で、結婚するにあたって「別姓」が選べない国において、「女性」に課せられたあらゆる重さや「同性婚の認められなさ」や「同調圧力」は、「非婚」を選ぶ人たちを更に増やしていってるように思えます。
私は若いときから義両親と同居したりいろいろ我慢もしてきたけれど、最近はもうあんまり我慢してません。
義父にも夫にも言いたいことは言い、実家の父とはあまり連絡を取りたくないから距離置いてます。
我慢するのはコロナだけで十分ですわ。
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あじさい
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