母の一周忌に思う事

徒然

今日で母が亡くなってちょうど一年。あれから社会も世界も変わってしまいました。

 

 

去年の1月、コロナという言葉は聞こえてきたけれど、まだ別の世界の話でした。今から思うと嘘みたいな日々…

 

あの日々と今とは断絶されてしまったかのよう。

 

マスク無しの外出はあり得ないし、友達とほんのちょっとしたランチもできないし、一人の時間の多いこと多いこと。

 

母が亡くなって1年どころか、もっともっと経ってしまったかのように感じるのはこのコロナのせいだと思う。

 

母が亡くなって、居なくなって、毎日思い出すことはないのだけれど、自分の中の何かが欠けてしまったかのように感じるのはなぜだろう。

 

小さいころから母は厳しくて、締め付けもひどくて、それほど好きではなかった。大学生の時に遅い反抗期が来てひどい言葉を投げつけたこともあった。

 

それでも結婚して子どもを産んでからはまた違う関係になれたような気がする。

 

特に、下の娘が成長が遅くて心配ばかりしていた私をいつも励ましてくれていたし、娘もそういう気持ちがわかるのか、祖母の事が好きだったと思う。

 

だから、子どもを産んでからの私は、それまで持っていた母への恨みというか嫌悪が次第に剥がれていって新しい関係を築けていたなぁと。

 

 

宇多田ヒカルの「道」という歌があります。

 

 

この歌の歌詞にあるフレーズ。

 

私の心の中にあなたがいる

いつ如何なる時も

ひとりで歩いたつもりの道でも

始まりはあなただった

It’s a lonely road

But I’m not alone

そんな気分

 

この歌を含んだFantomeというアルバムは、宇多田ヒカルが、母、藤圭子を思って作ったものだと言われてます。

 

宇多田ヒカルが活動休止中の2013年に藤圭子は亡くなり(自死だと言われている)その後、2015年に宇多田ヒカルは第一子を出産、このアルバムは2016年にリリースされています。

 

「あなた」を母(藤圭子)と置き換えると、そのまま母への思いがあふれていて、ああ、そうだよなぁととてもとても共感してしまいます。

 

このアルバムがリリースされた2016年、私の母はまだ元気で、宇多田ヒカルの気持ちを想像することはできても理解することはできなかったけれど、今これを聴くと、沁みます。とっても。

 

始まりはあなただった。

 

今とても会いたいです。

 

母の急死と後悔と
先週の土曜日、実家の母が急死しました。

母が亡くなった時のことを書いてます。

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お越し頂きありがとうございました。

あじさい

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