今日もFilmarksにちょっと感想を残しているものを上げていこうと思います。「愛がなんだ」
『愛がなんだ』(あいがなんだ)は、角田光代による恋愛小説である。2003年3月14日にダ・ヴィンチブックス(メディアファクトリー)より刊行された。ひとりの女性が恋人とは呼べないし、決して好きではないけれど、惚れてしまった男性への一途な片思いの模様を描いている[1]。
ラッキーなことに、2019年4月19日(金)に、今泉力哉 監督と、主演の岸井ゆきの両氏の舞台挨拶を観に行くことができました。
岸井氏はきらきらしてましたね… 今泉監督は話したいことが溢れ出るという感じでとても饒舌に語っていました。それだけでも期待感マックス…
そして… 観終わって。
苦しい。苦しかった… 胸がぎゅーーーっと…
とにかくね、テルコがイタイんです。もう目を覆いたくなるくらい。もうやめようよ。マモルの元から去ろうよって何度思ったか。
でも、愛おしい。おバカすぎて呆れるんだけど、はぁ、親ばかみたいに思っちゃうくらいかわいい。
そして、観ていたらだんだん羨ましい気持ちも湧いてくるのが不思議。
あそこまで人を好きになれるってちょっといいかも…?(いやいや)
そしてマモルがカッコよくて、立ち居振る舞いや仕草に超萌えるんだけど、ダメなやつ過ぎてね… 料理してる時のケチャップ指舐め… あれはいかん。いかんやつでした。
一緒にお風呂に入ったり。髪の毛洗ったり。なのにテルコへの塩対応、ドライな態度、成田凌にやらせたら、そりゃ観てる方は爆発する案件でしたね…
そしてこの2人と同じくらい、眼が離せなくなった俳優が居ました。
ナカハラ(若葉竜也)。
知らない俳優さんだったのだけれど、途中からもう彼がそこにいるだけで、独特の雰囲気が出来上がっていく感じが素晴らしかった。
今年観た「朝が来る」という映画にやくざ役で青木崇高と出てきた時にはすっごくびっくりしました。来年早々の朝ドラ「おちょやん」に初恋の相手役で出演するらしいので嬉しいな…
テルコもマモルもナカハラも、みんな一生懸命なんだけど、どこか欠落してて、器用じゃなくて、そんな彼らへの愛が感じられる素晴らしい映画。
愛ってなんだろう。自分にとっての愛って…?
答えの出ない問いがぐるぐるします。
リンク
*************
お越しいただきありがとうございました。
あじさい
コメント