子育てで一番記憶に残る瞬間と本と

私のこと

過去のある瞬間を、鮮明に思いだせることってありませんか。

 

小学3年生になる春休み。遠くに引っ越しをしたのですが、その引っ越した新しい家で、まだ家具なども揃ってない中、家族と寝ていて夜中に目が覚めたんです。

 

天井を眺めながら、なんだかとっても寂しくなってしまって、親は私より先に死んじゃうんだなぁ、、、、とさめざめと泣きました。

 

今でもあの空気、空間、天井、寂しさなどリアルに思い出せるのが不思議です。

 

もうひとつ。

 

忘れられない夜があります。

 

2000年の夏。下の娘が1歳半になるちょっと前くらいです。

 

発達の遅かった娘は、1歳2ヶ月でようやく伝い歩きをし始めました。

 

上の娘が11ヶ月で一人歩きをするくらいだったので、どうしても比べてしまい、発達を気にするばかりで子育てが楽しくなかった、、、

 

でも、その日が来ました。夏の夕方。西日が入ってくる部屋で、彼女はゆっくりゆっくり何にも掴まらず、立ち上がりました。

 

今でもあれくらい嬉しかったことってあるかな、、、というくらいの喜びでした。

 

そしてその日の夜。いつもいつも心配ばかりしていて好きな本も何にも手に取る気持ちになれずにいたのが、その時購入して積んであった「スプートニクの恋人」が目に入り、布団に入って読み始めました。

 

夏の夜。安堵。娘の着ていたベージュのつなぎ。細い脚。そしてスプートニク。

 

いろんな思いと色と本と、その瞬間を今でもありありと思い出せます。

 

二度と戻ってこない小さい娘たちの子育ての時間。その時には感じなかったけれど、なんてかけがえのない得難い時間だったことだろう。

 

そして、今、この瞬間もそうかもしれないですね。

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お越し下さりありがとうございました。

あじさい

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